
モールのような茎と、綿棒のような胞子のう穂を持つ

ニョロニョロのような胞子のう穂

ヒカゲノカズラ (Lycopodium clavatum、日陰鬘、日陰蔓) は、ヒカゲノカズラ植物門に属する代表的な植物である。蘿(かげ)という別称もある。
山野に自生する多年草で、カズラという名をもつが、つる状ながらも他の植物の上に這い上ることはなく、地表をはい回って生活している。針状の細い葉が茎に一面に生えているので、やたらに細長いブラシのような姿である。
夏頃に、胞子をつける。まず茎の所々から垂直に立ち上がる枝を出す。この茎は緑色で、表面には鱗片状になった葉が密着する。茎は高さ5-15cm、先端近くで数回分枝し、その先端に胞子のう穂をつける。胞子のう穂は長さ2-10cm、円柱形。胞子のうを抱えた鱗片状の胞子葉が密生したもので、直立し、やや薄い緑色。
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