アサギマダラマーキング講座　2015

10月17日に、豊川市の小学校でアサギマダラのマーキングの
講習会をしてきました

渡りをする蝶、アサギマダラのマーキングをすることによって
その移動行動を追跡して、生態を一部を解明しようとするもの

実際にはマーキングのよって中国大陸まで渡っていることも
分かってきているので、その役割はほぼ終わっていますが
身近な生き物と触れ合ってもらうことが大きな目的です



今年も御油の松並木の小次郎さんの全面バックアップで
80頭以上の個体を確保することができました



講義内容は蝶の種類、アサギマダラの生態など
実際の標本を見せながら、説明を行いましたが
どうも、虫取りなどあまりしていないようで、あまり反応がよくない
豊川の様なこんな田舎でもそうなのか～って心配になりました



マーキングが始まり、逃げ出した蝶を追いかけているうちに
子供らしい表情ときらきらした目に変わってきました



小次郎さんのお陰で、子供たちに一人に5頭以上の個体を
配ることが出来まして、うしゃしゃしゃ～って言いそうな表情に



男の子もご満悦です



記載した標識は、MST番号、10/17、トヨカワです
見かけた方が居られましたら、ご連絡いただけると
幸いです



今、アサギマダラの渡りが最高潮です
御油の松並木の音羽川沿いで、コスモスとフジバカマが
咲いています公園に沢山集まっていますので
お近くの方は是非足を運んでみてください



昨年の記事


東日新聞の記者も来ていました　＾＾
10月12日（日）の東日新聞　アサギマダラ放蝶で
記事が掲載されました

子供たちが放蝶した個体が伊良湖で3日後に再捕獲されました
移動距離は約40ｋｍでした
これから海を渡るのかもしれないですね～

標識記号：トヨカワ　ＭＳＴ５２
標識日：10/17
性：♂
再捕獲日：10/20　9:37
再捕獲地：伊良湖岬古山の遊歩道
再捕獲者：碓井勝久、富子
セイタカアワダチソウ訪花